REPORT

総合プロデューサーであり開発者でもある【森田純也】イーグルプレーヤー50MJ開発進捗(^^)v

「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」 『雪国』by(川端康成著)

正に、そんな気分の今回のルアー開発。

例えば、「国境の」とは、製品としての合格レベルのクオリティーライン!と例え そして、「長いトンネルを抜けると」とは、テスト期間! 更に、「雪国であった」は、別世界を表す言葉と思ってください(笑) つまり・・・

最低レベルのクオリティーに到達すると世界が変わる。

とにかく 苦戦に苦戦をかさねたミノー開発の訳ですが、作る最大のキッカケは、とある大会で私が某ミノーにフルボッコにされたのが開発動悸です(;^_^A

確かに以前からストロングなパターンと知っていましたが、実際に対戦者が使ってきた大会は、その大会が初めてで、放流ラウンドが落ち着いた頃の対戦でした。対戦相手の方は、最初から某ミノーで軽快に連続ヒットを重ね徐々に突きはなされて結果はフルボッコ😢 あまりにも凄いので対戦中に対戦者のルアーを観察して見ると「魚が入れ替わり立ち代わりバイト」してきていて、ほぼカウンターフッキングを決める状態でした。    

あそこまで魚がルアーに狂うと同じアプローチ以外「競り合えないと」と率直に思うしだいでした。

その後、某ミノーに勝てる方法はないかと?と日々考えたあげく出した答えは・・・・・「DAYSPROUTでも浮上系ミノーを開発すれば良い」と神のお告げがあり(笑) 早速、デザインしてプロトを依頼しました。

実はですね、先に発売された「イーグルプレーヤー55DT」は、まだ開発される前の出来事でした。

デザインしてから2週間ほどして上がってきたプロトミノーを楽しみに釣場に行き投げて試すと・・・・「なにこれ、全然違う!」そこから苦悩の日々が始まりました。いくらサンプルを作り直しても理想の泳ぎにならない「ここが凄~く重要」・・・・着手してから半年が経ちました。工場の開発担当者と幾度と話し合い改善してサンプルを作り直してもらいますが、合格ラインまではほど遠い・・・そんな時に気分転換で着手したのが「イーグルプレーヤー55DT」でしたが、こちらも結局は途中で大苦戦(;^_^A 型にした成形サンプルの動きが思った動きになっていないし違う! つまり この段階で迷走に入ってしまったルアー開発の案件を2件も抱えてしまいました。

結局、2個同時開発は無理と判断してイーグル55DTダートの見直し「仕上に」に集中しました。その事からも何とか完成し発売にこぎつけ一安心。コーホやサクラマスが放たれていた管理釣場様では凄く活躍したと聞いて嬉しい限りです。

しかし束の間、やり残した仕事が私の脳裏に手を招き導き手ぐすねをひいてお待ちかねの様子・・・・。実は、開発者とはプロト段階の物を複数抱えこみます。つまり必要と思う商品アイテムは常に着手していないとなりません。しかし、開発案件の中にはプロスタッフ監修の物もあり常に優先順位が入れ替わる状態なのです。いろいろ順序を整理して再び「浮上系ミノー」の開発に取りかかったのは言うまでもありません。

DAYSPROUTでミノーと言えば「イーグルプレーヤーシリーズ」です。この浮上系ルアーにもイーグルプレーヤーのDNAを注入し再びボディー合成やら浮力やらを見直しました。しかし結果はやはりNG・・・! ディッシュの仕上にとりかかる亀山プロも横で私のテストをみていてあきれている様子。その亀さんがあきれる状況の物はやはり私も納得できない。毎週末 改善プロトが送られてきますが投げればすぐに良いか悪いかが判別できる「私の仕上がりもある意味仕上がってきました」。勿論、工場に行き泊り込みで開発に専念もしました。工場の大きい水槽では良い感じでも現場に行って投げるとやはり違う・・・問題点は多くその問題点が一向に改善できない! そんな時に考え方を変えてもらいサンプルを作ると・・・80%ちかくまで寄せてこれたのです。 でも80%です。目指すは120%! 更に戦闘力をます浮上系ミノーにならなくては意味がありませんからね・・・

そして、また迷走・・・・更に迷走・・・・あきらめかける・・・・・すると?

また新たなサンプル 着弾!

ナイスなタイミングでフルボッコにされた管理釣場さんに行くタイミングと重なり「テスト・テスト・テスト」 

ん~いいじゃない! 思わず「何で?これ完成でしょ」?と訳が分からない結果に戸惑う私。確認がしたくなくり近くに居た地元トーナメンター「某ミノーが大好きな人」に投げてもらいました。

その結果は勿論 合格(^^)v 

その後も、別の管理釣場さんでも、某ミノー好きな方々に投げてもらうと・・やっぱり合格! それを、横で見ていた亀山プロが「ちょっと貸してください」と・・・・1投で見事釣りました。亀山プロは「ご満月な顔で」いいね~完成ですね・・・! その後もしばらく亀山プロは投げた押し釣りまくりました。

と言う事で見事プロト制作が終了し 今は、型成型品が上がってくるのを待つしだいです。少し不安点もありますがきっと「最高の仕上がり」になっていると思います。いや信じます(;^_^A

あとですね、このMJと名付けた意味はズバリ「マジックジャーク専用」と言う意味から新たに設定しました。

イーグルプレーヤー50MJ・・・・・

しかしですね皆さん、この浮上系ミノーの皆さんの考えが、地方や管理釣場によってカラーや使い方が若干ではなくダイブ違うのでとても勉強になりました。このイーグルプレーヤー50MJは、「メーカー志向ではなく間違いなくユーザー志向」で開発しました。それは、立ちはだかる大きな壁を越えるべく絶対的王者の向こう側へと誘う為です。既に楽しみに待っている方も居ると思いますが、カラーテストも控えているので「あと少しお待ちください」

で、ひとつ肩の荷がおりたので、中禅寺湖に行き投げたミノーで良い結果がでました。タイミングも良かったのですが こちらも開発テスト品を追加する事にしました。それは、「イーグルプレーヤー95DT」 そうですコーホを連続ヒットさせる「イーグルプレーヤー55DT」のノウハウをネイティブにも落とし混んでみたくなりました。

実は、だいぶ前から毎年この時期は、中禅寺湖に行きテストしているのですが・・・・どうもまだ甲乙つけがたい結果に正直迷いがあります。

スプーン・ジグとまだ仕上がらない中 トータル的に湖攻略をするのであれば必要不可欠と思い追加してトライしてみます。

楽しみがまたひとつ増えました。

 

開発・プロデューサー森田